ESGセレクトリーダーズ指数格付けモメンタム(昇格)に
お役立てください。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。
この三要素についての分析を基に、地球温暖化対策や女性の活躍、社外取締役の招聘などに積極的に取り組む経営姿勢を投資判断(インパクト投資、サステナビリティ・テーマ投資、エンゲージメント議決権行使、ESGインテグレーション、スクリーニング)に活用し、優れた経営をしている企業に投資する「ESG投資」が、近年、注目されています。
こうしたESG課題に取り組むことは企業価値の向上や持続的な成長につながると考えられているためです。
「ESG投資」は、国連が機関投資家(日本年金機構など)に責任のある投資を呼びかけたのを契機として、運用額が日本円でおよそ2,500兆円と急増し、世界の投資額の4分の1を占めるまでに拡大しています。
たとえば、弊社の「SD-1st」などの参加実績や実践フェイズを、ESG評価レポートに反映させ、MSCIジャパン(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)へ報告することで、ESGセレクトリーダーズ指数格付けモメンタム(昇格)にお役立てください。
ESGの各課題の項目例
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(環境)
- 自然環境や生物多様性への配慮
- 環境汚染への対応
- 省エネ、CO2排出量の削減努力
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(社会)
- 労働環境への配慮
- 人権問題への対応
- 地域社会への貢献
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(企業統治)
- 経営の透明性
- 情報開示
- 資本効率への意識
主なESG投資の手法
- インパクト投資
- 社会的課題の解決につながるビジネスを行う企業などに直接投資を行う
- サステナビリティ・テーマ投資
- 再生可能エネルギーなどサステナビリティに関係するテーマや企業に投資を行う
- エンゲージメント・議決権行使
- 株主として、企業にESG課題への取り組みに対して働きかけを行う
- ESGインテグレーション
- 財務情報だけでなく、ESGの視点からの非財務情報も含めて投資対象の分析を行う
- スクリーニング
- ネガティブやポジティブなど、一定の基準の判断に基づいて銘柄を選別する
ESG投資で評価されるのは、企業による社会・環境課題の把握と、それに基づく自主的な取り組みです。つまり、自社が何をしようとしているのかを対外的に示す覚悟(コミットメント)が重視される様です。
ESG投資家が見るコミットメントとは、サステナビリティ方針や環境ビジョン、行動規範と呼ばれるもの(企業の中で正式な決裁を得たもの)の中身と、魅力のあるトップメッセージです。